『ラグビーを楽しむための基礎』

スポーツ観戦

こんにちは!私はNobuと申します。

今回は先日開幕した『ラグビーW杯フランス大会』をもっと楽しむために、ラグビーの基本的なルールやポジションについて書かせて頂きます!

ラグビーの基本ルール

🏉ラグビーの得点の種類、ポジション、ルールなどを順に紹介していきます!

プレイヤー数  各チーム15人づつで交代は最大8人まで
試合時間前後半各40分の合計80分。ハーフタイムは15分以内     

🏉グラウンドの説明

ラグビーの得点

名称 得点  説明
トライ5相手のインゴールにボールを持ち込んで地面につける     
コンバージョンキック 2トライした後に与えられるゴールキック
ペナルティゴール3相手の反則によって得られるペナルティキック
ドロップゴール3ボールをワンバウンドさせてからキックでゴールする得点方法

ラグビーのポジション

 ラグビーは15人それぞれに役割があります。その中で、大きくフォワード(FW/8人)バックス(BK/7人)に分けられ背番号も決まっています。

🏉フォワード(FW)

➡️試合中にスクラムを組み、相手選手からボールを奪うなど接触の多いポジション。体格や体重のある選手が多い。

 ポジション背番号     役割  
プロップ/PR      1・3スクラムの最前列の両端に位置。パワーが必要。
フッカー/HO2スクラムの最前列の中央に位置。パワーと器用さが必要。
ロック/LO4・5スクラムの2列目。ラインアウト時のジャンパー。
フランカー/FL6・7スクラム時は後方の左右から押し込む。攻守に絡む。
ナンバーエイト/NO8   8フォワードの中心。攻守のキーマン。

🏉バックス(BK)

➡️得点を取るポジションなので、足が速く俊敏な選手が多い。

 ポジション              背番号            役割                               
スクラムハーフ/SH9スクラム時にはボールを入れ、取り出す役割。判断力と俊敏性が必要。
スタンドオフ/SO10チームの司令塔。バックス陣を指揮する役割。
ウイング/WTB11・14トライをして得点に繋げる。パワーとスピードが必要。
センター/CTB12・13ウイングをアシストする役割。
フルバック/FB15チームの最後尾に立つ。キックを確実にキャッチし、精度の高いキック力が必要。

日本代表になる資格

 ラグビー日本代表の試合を見ていると、他のスポーツに比べて外国人選手が多い事に気付くかと思います。そこにはラグビー独自のルールと時代背景が関係しています。

🏉日本代表になる資格

①当該国で出生している。

②両親、祖父母のうち1人が当該国で出生している。

③当該国で5年以上継続して居住している。

④当該国で累積10年以上居住している。

※過去に他国で代表経験があっても、3年以上選ばれていない場合に限り一度だけ出生地、両親、祖父母のうち1人の出身国の代表に変更が出来る。

 このように多国籍を認める背景には、ラグビー発祥の地「イギリス」の歴史が関係していると言われています。

 その昔、「イギリス」が「大英帝国」と呼ばれていた時代、世界各国を植民地支配にしていました。

 その植民地の国々でもラグビーは盛んに行われていましたが、中心選手はイギリス人でした。そこで国籍で代表選手を選んでしまうと、力の差が大きくなってしまう弊害が出てきました。

 また、植民地にルーツを持つ人々がイギリスで居住している場合もあった事から、出生地と居住の観点に基づき国籍の壁を越えたルールが作られ、現在に至っています。

ラグビーの基礎用語

🏉プレー編

タックル➡️ボールを持った選手を地面に倒し攻撃を阻止する

スクラム➡️フォワード8人づつが押し合いボールを争奪する

ターンオーバー➡️相手ボールを奪う

モール➡️それぞれ3人以上が立った状態で組み合う状態

ラインアウト➡️2列に並んだ間にボールをスローインして再開する

タッチキック➡️タッチラインの外へ狙ってボールを蹴り出す

🏉反則編

オフサイド➡️密集に横から参加する。相手ボールのペナルティキックで再開

ノックオン➡️ボールを前に落としてしまう。相手ボールのスクラムで再開

スローフォワード➡️自分の前にパスを出す。相手ボールのスクラムで再開

シンビン➡️危険なプレーに対しての10分間の退場処分

アーリーエンゲージ➡️レフリーの声に合わせてスクラムを組まなかった。相手ボールのフリーキックで再開

ノットリリースザボール➡️タックルされたプレイヤーがボールを離さない。相手ボールのラインアウトで再開

ノーボールタックル➡️ボールを持ってない選手にタックルする。相手のペナルティキックで再開

ハイタックル➡️肩より上にタックルをする。相手のペナルティキックで再開

ラグビーの精神

🏉『One for all,All for one』

「1人は全員のために、全員は1つの目標のために」

🏉『ノーサイドの精神』

「試合が終われば敵・味方関係なく健闘を称え、仲間として友情を深める」

まとめ

 今回は『ラグビーの基礎』を紹介させて頂きました。

 ラグビーはフルコンタクトのスポーツなので、全力で選手達がぶつかり合う迫力の攻防が醍醐味です。それ故に安全面を考慮したルールが多くあります。

 チーム15人にそれぞれ役割があり、体格・足の速さなど特徴を活かし、ボールを繋いで得点に結び付ける姿が非常に見ていて熱くなります。

 また多国籍を認め、国籍関係なくラグビーの精神の元、日の丸を背負って戦う姿は他のスポーツと違う感動を与えてくれます。

 ルールは多少複雑ですが、現在開催中のワールドカップで過去最高のベスト8以上、さらに上の優勝を目指して頑張って欲しいと思います!

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