こんにちは!私はNobuと申します。
今回は近年の危険な猛暑について、原因や熱中症対策について書かせて頂きます!
毎年上がり続ける気温
近年7月から8月にかけて、危険な暑さを感じる事が多くなってきました。公園も日中は人がまばらで、外で遊ぶのもかなり危険を感じる暑さが続いています。
今年の夏も例年より気温が高い地域が多く、8月も下旬となりましたが9月以降もこの記録的な「猛暑日」は続くようです。
地域によっては猛暑日の日数が更新された所もあるようで、気温の上昇はとどまる事を知りません。このブログでは初歩的な猛暑の原因や熱中症対策などを紹介させて頂きます!
「猛暑日」は何℃の事?
さてニュースで夏日や猛暑日という言葉が出てきますが、気温によって定義づけされています。
🌤️夏日・・・最高気温25℃以上➡️夏の暑さや日差しが感じられる。
🌤️真夏日・・・最高気温30℃以上➡️夏日と猛暑日の中間の暑さ。
🌤️猛暑日・・・最高気温35℃以上➡️気象庁が2007年4月から定めた正式な予報用語。
✅「酷暑日」は「猛暑日」の俗称
このように「猛暑日」という言葉は、比較的最近になって使われ出した用語です。この十数年の間に暑さがこれだけ増した原因は何でしょうか?
気温上昇の原因
🌤️ヒートアイランド現象
➡️都市の気温が周辺の郊外に比べて高くなる現象。
原因①植物が減少し、アスファルトやコンクリートが増えたため熱が放出されにくくなった。
原因②高層ビルや建物の密集で風通しが悪くなった。
原因③車やエアコン、工場などから放出される人口排熱量の増加。
✅都市部の局地的に起こっている現象
🌤️地球温暖化
➡️二酸化炭素などの温室効果ガス(※1)が放出され地球の気温が上昇し、自然界のバランスを崩している現象。通常、温室効果ガスは太陽からの熱を地球に封じ込め、暖かくしてくれる効果がある。しかし増えすぎてしまうと、必要以上に気温が上昇し様々な異常気象を引き起こす。※1(水蒸気・二酸化炭素・メタンなど地球を暖めてくれるガスの総称。もし温室効果ガスがないと地球の表面は-19℃ぐらいまで下がるといわれている)


原因:人間の生活で必要な化石燃料(石油・天然ガス)を燃やす事で二酸化炭素が大量発生するため。
✅地球規模で起こっている現象
これらの現象は、どちらも人々の生活や生産活動が原因となっており、なかなか早期に解決出来るような問題ではありません。
日々の生活で、電気や水道の無駄遣いをなくす、アイドリングストップなど、一人ひとりが気付き小さな行動を積み重ねていく事が大切です。
熱中症の増加
この気温の上昇に比例して、近年は熱中症患者が急増しています。命に関わる危険性もあるので、しっかりと予防対策をする事が大切です。
⚠️熱中症とは
➡️気温や湿度の高い場所に長時間いると、体温を調節する「体温調節機能」が働かず体の中に熱がたまる。それが原因で起こる体温の上昇や、大量の発汗により水分や塩分が失われ、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす。
🌡️熱中症になった場合
①日陰や室内など涼しい場所へ移動する。
②氷で首・脇・太腿の付け根などを冷やす。
③スポーツドリンクや経口保水液などで水分補給をする。
⚠️意識が朦朧としている場合はすぐに救急車を!
🌡️熱中症対策
①エアコンや扇風機で温度調節をする。
②屋内外関係なく、こまめに水分・塩分補給をする。
③十分な睡眠・栄養をとる。
⓸日傘や帽子を被り、気温が高い日は外出を避ける。
まとめ
今回は近年の猛暑に関連する事を紹介させて頂きました。この異常な暑さは人間の健康被害だけではなく、自然界や食物にも悪影響を及ぼします。今年の夏に起こったその一例をあげてみます。
⚠️北海道では記録的な猛暑で農作物に大きな被害が出ている。
➡️ニンジンが土の中でドロドロになる、キャベツが枯れたり腐ったりするなどの被害。

✅生活に身近なところでも影響が出始めている。
このように、自然災害を引き起こすだけではなく、身近な食生活にまで影響が出るようになってきました。
健康被害の観点から見ると、お子さんがいる家庭では外出時にしっかりと熱中症対策をする必要があります。スポーツなどのクラブ活動も含めて、外で活動する時は厳重に注意が必要です。
出来れば猛暑日は、室内で遊べる施設を利用するなどして『安全』に暑い季節を乗り越えたいですね!
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